2012年4月15日(日) 広島県 福山市市民参画センター 4F

第12回 中四国AFVの会 レポート

「第12回中四国AFVの会」が2012年4月15日(日)開催されました。
今年の天候もまずまずで「雨知らずの中四国」の面目躍如と言ったところでしょうか?
10時の受付開始を待たずに、会場前は参加者の数が序々に増え、作品を持ったまま挨拶を交わす風景を見るにつれ、このままではスタートから大混雑になると見え、急遽作品だけはテーブルに並べてもらうようアナウンスし、その場を凌ぎました。昨年は東日本の震災のこともあり、ちょっと控えめな? 開催になったかも知れませんでしたが、今年は例年通りのプログラムで「こんなプラモが欲しかった!」をキャッチフレーズとして、午後のゲストを交えたディスカッションも待ち遠しいばかりに、会場の熱気は最高潮に達するのでした。

 出品作品は「情景部門」と「単品部門」にジャンル分けしているのですが、今年の傾向として、単品の数が多く時間が経つごとにスペースが手狭となり、やむを得ず間隔を詰めさせてもらうという事態が発生し、参加者の皆さんにご迷惑を掛けてしまいました。
昼休憩をはさみ、ゲスト4人を迎えてのディスカッションが始まりました。昨今はタミヤを始め、国内外メーカーより以前では考えられなかったようなキットが発売され、その価格と共にビックリするやら溜息が出るやらで、会場も楽しいネタで大いに盛り上がりました。そんな中、裏方ではコンテスト投票の集計や、アンケートまとめ等に大わらわのスタッフの姿があり、毎度の事ながら頭が下がる思いです。
さて、楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、宴たけなわなうちに表彰式の時間となりました。今回は例年にも増して賞品が多く、沢山の方に喜んでいただけたものと思います。
協賛いただく小売店やメーカーさんに感謝いたします。

 大賞に選ばれた大分から参加の首藤さんの作品は、大きなベースではありませんが、3号戦車の色合いが雪原との取り合わせで浮かび上がるような色彩で、フィギュアとの絡め方も絶妙なバランスの仕上がりでした。また、手前味噌にはなりますが、我らが未完成チーム有志で作成した1/48のジオラマが情景金賞となり、合作の楽しみ、苦しみ?を分かち合った仲間と喜んでおります。
最後は来年の再会を誓い合い、後ろ髪を引かれながらもお開きとなりました。

 中四国8クラブでの共同開催も軌道に乗った感があり、これからも準備の分担等を通じてますます交流を深め、AFVの会を盛り上げて行きたいと思いますので皆様の参加を心よりお待ちしています。

実行委員 代表 栗山弘嗣

Gallery1  Gallery2  Gallery3  Gallery4  Gallery5  Gallery6

展示ホール

会場入口

ゲスト

ディスカッション


第12回 中四国AFVの会 コンテスト入賞者

大賞
首藤龍彦 YUKINOHARA 

情景部門

金賞
未完成チーム RED TORRENT 

銀賞
山木 靖 未定 
八木博顕 キマイラ 

単品部門

金賞
柳生紀行 ロシア戦車2台 

銀賞
柏木克彦 IDFシャーマン 

銅賞
松本守史 ドイツ国防軍補助婦戦車実験小隊車

以上、正賞は参加者の投票により選出。

タミヤ賞
國本和久 Surrender

ハセガワ賞
鎌倉裕二 M47パットン

紙創り賞
富坂優樹 八九式中戦車乙型

タスカモデリスモ賞
山本健嗣 Aggressor 侵略者

トランペッタ−賞
柳生紀行 ロシア戦車2台

ドラゴン賞
浜田知章 ドラゴン製3作品

ファインモールド賞
富坂優樹 八九式中戦車乙型

土居雅博賞
松本守史 故郷へ帰ろう

金子辰也賞
永見 剛 ダミーパンサー

山田卓司賞
川原桃子 ハク

AM賞
竹山智文 ティリ−

レディス賞
川原桃子 初めての・・・

フィギュア賞
戸嶋博光 東郷平八郎元帥

赤軍祭賞
竹山智文 ぬりかべ

以上、各賞はゲストおよび実行委員により選出。


全展示作品は次頁以降に掲載してます。ご覧下さい。