18.April.2010 at Fukuyama Hiroshima Japan.

第10回 中国AFVの会 レポート
Report of AFV modellers conference in Chugoku.


 今年も晴天のなか、福山市市民参画センターにて中国AFVの会が開催されました。
記念すべき第10回と言う事で感慨深いものがありますが、今回初めて広島県で催され、福山城の石垣の、若干残った桜が文字どおり開催に花を添えた形となりました。場所が分かりにくいかなとの心配もありましたが、皆さん入念な下調べをされたのか、カーナビの威力か? 迷う事無く到着されたようです。また、今回は駐車場が無料という事もあり、参加者の負担減に貢献したのではと思っています。

会場には過去の1〜9回までのポスター、模型誌掲載記事をパネルに加工し展示されました。受付が始まると自信作を携えた参加者が続々と来場。久しぶりの再会に、笑顔が飛び交い、会場が一気に活気づいてきます。今回もメーカーによる紙製植物のミニチュア製作実演を企画し、応募者多数につき参加できなかった方にはこの場を借りてお詫び申し上げます。今回の特設テーブルは「自走砲」というテーマで「突撃砲」「駆逐戦車」を含むカテゴリーでしたが、説明不足で「単品コーナー」に同種の作品がかなり展示してあったのを後で知り、移動も困難な状態で残念な思いをしました。(次回への反省点です)
昼食をはさんで、午後からのディスカッションは3人のゲストを向かえ「温故知新・初心に戻ろう」をキャッチフレーズに、名司会大山氏による進行で賑やかなセッションが繰り広げられました。一方、裏方スタッフは楽しそうな笑い声を背中に聞きながら、コンテスト投票の集計や作品との照合、アンケート内容の確認等、表彰式開始時間との戦いに汗を流していました。毎回のことですが頭が下がる思いです。
若干時間オーバーでしたが、ディスカッションも終了し、休憩を挟み表彰式となりました。今回も多くの方に賞品をお渡しする事ができ、良かったなと思います。参加くださる皆さんが喜ばれることが、一番の励みになります。ご提供いただきますメーカー、小売店様に感謝いたします。今回いくつかのサプライズ企画がありました。
ここでは1つだけご披露いたします。「中国AFVの会」は今回を持って幕を閉じます・・・。
が、次回からは「中四国AFVの会」として、新たな歩みを始める事となりました。四国からの協賛クラブや参加者も増え、10回の節目としてステップアップの絶好の機会と捉え決断した次第です。通算回数はそのままに、次回は「第11回中四国AFVの会」でお会いしましょう。

実行委員 代表 栗山弘嗣

Gallery1  Gallery2  Gallery3  Gallery4  Gallery5

展示ホール

紙創り実演教室

ディスカッション

ゲスト


第10回 中国AFVの会 コンテスト入賞者
大賞 竹山智文 1943 白ロシア 
情景部門 金賞 富坂優樹 REVENGE 
銀賞 松本守史 ソビエト アエロサン RF-8 
銅賞 吉本 旭 戦後処理 
単品部門 金賞 松岡哲也 T-34/76 Model.1942 
銀賞 山木 靖 ブレンガンキャリア 
銅賞 粟井 透 ティーガーII 

以上、正賞は参加者の投票により選出

タスカモデリスモ賞 椋代 M4シャーマン 
ファインモールド賞 田部仁志 五式中戦車&三式砲戦車ホニ 
タミヤ賞 西井 充 ティーガーI 501重戦車大隊 
インターアライド賞 鎌倉裕二 中国89式120mm自走砲 
ハセガワ賞 大向孝幸 グリレH型 
新撰組賞 該当無し  
ミニスケール賞 日高康志 小さなカールたち 
レディス賞 山口泰代 M13/40 カルロ・アルマート 
フィギュア賞 首藤龍彦 Snap Shot 
ジュニア賞 恵比須裕成 誘導 
ヨンパチ賞 坂本英治 コマツG40 
自走砲賞 八木博顕 ヴェスペ自走砲 
AM賞 豊田 強 クルスクに向え! 
金子辰也賞 山根貴史 五式中戦車チリ 
土居雅博賞 河野裕之 35(t) ハンス・ギュンター・ベーテケ中尉 
紙創り賞 福田 徹 T-34 

以上、各賞はゲストおよび実行委員により選出


全展示作品は次頁以降に掲載してます。ご覧下さい。
Many exhibited works in the next page.